マーク・ウェバーが、2014年にポルシェからル・マンに参戦するかもしれないと報じられている。F1マレーシアGPでの“マルチ21”騒動により、レッドブルのドライバー間の確執は強まっている。マーク・ウェバー側は、今年のチーム離脱については否定しているものの、2014年の契約については不確実なままとなっている。
過去にもチーム内の待遇に関してマーク・ウェバーは、激怒し、離脱をほのめかしている。2010年のF1イギリスGPでは、セバスチャン・ベッテルが装着していた新しいバーションのフロントウイングを故障。スペアがなかったため、レッドブルはマーク・ウェバーのマシンに装着していたフロントウイングをベッテルのマシンに装着した。 旧バージョンのウイングでレースに優勝したウェバーは無線で「ナンバー2にしては悪くなかった」と語り、レース後には、そのような扱いを受けることをわかっていたら、レッドブルと契約を更新しなかったと述べていた。Bild は、マーク・ウェバーが、ポルシェの新しいプロトタイプ・チームと2014年に関して“すでに接触している”と報じた。関連:ポルシェ、2014年からル・マン24時間のLMP1クラスに復帰