レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、F1イギリスGPでチームオーダーを無視したマーク・ウェバーと“個人的”に話をするつもりだと述べた。マーク・ウェバーは、F1イギリスGPの決勝レース終盤にエンジニアからチームメイトのセバスチャン・ベッテルと争わないように4〜5回指示を受けていたことを明らかにしており、最後にチーム代表のクリスチャン・ホーナーが厳しい口調で「順位を維持しろ」と命じた無線は国際放送でも流れた。
クリスチャン・ホーナーは、マーク・ウェバーがフラストレーションを感じたことは理解できるが、チーム戦略としては「問題ないだろう」と述べた。だが、マーク・ウェバーは「問題ないわけがない。ノーだ」と明言した。「僕は順位をもうひとつ上げたかったのでチームを無視した」昨年のイギリスGPでは、優勝したマーク・ウェバーがレース後の無線で「ナンバー2としては悪くない」と発言してチームの内紛を生んだが、今回の件でマーク・ウェバーがまだ2012年の契約を結んでいないことに再び注目が集まった。今回の件がレッドブルとマーク・ウェバーとの契約交渉に影響を与えるかと質問されたクリスチャン・ホーナーは、マーク・ウェバーの態度に「驚いた」ことを認めて、次のように述べた。「そうならないことを心から祈っている。彼と私で個人的な話をすることになるだろう」関連:マーク・ウェバー 「チームオーダーは無視した」 - 2011年7月11日
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