ニック・ワースは、既存チームが、小さな新チームのF1参入に反対することは驚きではないと語る。ヴァージン・レーシングのVR-01は、風洞の助けを借りず、CFD技術だけで設計された。昨年フェラーリをはじめとするチームは、4,500万ユーロの予算キャップに反対した。しかし、ヴァージンの予算は予算キャップを前提にたてられており、ヴァージンが既存チームに追いついた場合、高価な風洞や他の開発手段が意味を成さなくなる。
「既存チームの多くは、我々が失敗することを望んでいるのだと思う」とニックワースはBBCにコメント。フェラーリが公式サイトのコラムで新チームを叩いたことをリチャード・ブランソンは「悲しい」と表現している。リチャード・ブランソンは、追いつくには2年はかかると認めるが、「ヴァージンレーシングは、非常にタイトな予算で、とても速く、本当に優れたレースチームになれることを証明するだろう」と述べた。関連:フェラーリ、新チームを“口撃” - 2010年2月24日