セバスチャン・ベッテルは、ロシアがウクライナに侵攻した後、F1がソチでのレースをキャンセルにしないのであれば、F1ロシアGPをボイコットすると語る。2月24日(木)、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、ウクライナ東部ドンバス地域への軍事作戦を命じて侵略を開始した。ウクライナ政府によると、主要都市でのミサイル攻撃と爆発により、少なくとも40人が死亡したとしている。
今年のF1ロシアGPが開催されるかどうかについての疑問が高まる中、F1は進展を「注意深く見守っている」と声明で述べている。木曜日の記者会見で、アストンマーティンF1のドライバーであるセバスチャン・ベッテルは危機について雄弁に語り、9月25日に予定されているF1ロシアGPをキャンセルするようF1ボスに要請した。「個人的な意見では、明らかに今朝のニュースで再び目が覚めたし、ショックを受けた」とセバスチャン・ベッテルは語った。 「よく分からない。起こっていることを見るのは恐ろしいことだと思う。カレンダーを見れば、ロシアでレースが予定されている。僕自身、僕の意見は、僕は行くべきではないと思う。僕は行かないだろう。その国でレースをするのは間違っていると思う」「無実の人々が命を落とし、愚かな理由と非常に奇妙で狂ったリーダーシップのために殺されているのは遺憾だ」「それは私たちが話し合うべきことだと確信している。GPDAを代表して言うと、僕たちはまだ集まっていない。でも、個人的には起こっていることを見て本当にショックを受けているし、悲しい」「今後の進展を見ていくけど、僕の決定はすでになされている」F1ワールドチャンピオンのマックス・フェルスタッペンは「国が戦争状態にあるとき、そこでレースをするのは正しくないと思う。それは確かだ」とコメント。「でも、それは僕が考えることだけでなく、パドック全体が次に何をするかを決定する方法でもある」