フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、F1ブラジルGPの予選でホンダのF1エンジンを搭載するレッドブルのマシンがストレートでフェラーリと互角の速さがあったと語る。フェラーリのF1エンジンを巡っては前戦アメリカGPでレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが“不正行為”をしていたと発言したことで論争となった。
その話題は今週末のブラジルでも続いており、マックス・フェルスタッペンの発言に対して、セバスチャン・ベッテルは“プロではない”“未熟”と反論。フェルスタッペンとベッテルが顔を揃えたF1ブラジルGPのトップ3記者会見でも緊迫した空気が流れた。きっかけを作ったのはルイル・ハミルトンだった。ポールポジションを獲得したマックス・フェルスタッペンに「パワーアップしたの?」と質問。マックス・フェルスタッペンは「予選でそうしているの? Q3は路面温度が少し上がったのでラップタイムを出すのは難しかった」とコメント。するとセバスチャン・ベッテルが「どうぞ・・・」と割って入り、フェルスタッペンは「なんで笑っているの?」と質問。ベッテルは「自分の世界に入っている。どうぞ」と切り返した。セバスチャン・ベッテルは「その後、セバスチャン・ベッテルは「マックスの2回目のアタックは少し離されていたと思うし、今日はフェアに僕たちが負けたことを認めなければならない。ちょっと驚きだった・・・彼らがあんなに速いのは見たことがなかった。でも、ストレートで彼らは速かった。ちょっと疑わしいね・・・」とコメント。するとマックス・フェルスタッペンは「それは君でしょ!」と切り返す。ホンダのF1エンジンについてセバスチャン・ベッテルは「僕たちがサポートしているのは同じエンジンなので、1レースで進歩することはない。チェックしていないのでわからないけど、彼らが新しいスペックを導入したとは思っていない」とコメント。「通常、多くの予選セッションで僕たちはいつもストレートで全員よりも少し速く、コーナーで少し失っていたけど、今日は僕たちは同じくらい速かったけど、マックスとアレックスはストレートで僕たちと同じくらい速かった。だから・・・そうなんだと思う。理由はわからない。だから、わからない。僕たちが何か違ったことをやったわけではないことは知っているしね・・・」関連:F1ブラジルGP 予選 | マックス・フェルスタッペンが自身2度目のPP獲得!