フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、ライバルであるルイス・ハミルトンの過去数年間成功は、最強のマシンに乗ってきただけで達成したものではないと考えている。過去10年間でルイス・ハミルトンが5回、セバスチャン・ベッテルが4回とF1ワールドチャンピオンを争ってきたが、2014年にV6ターボハイブリッドが導入されて以降、メルセデスが技術面で支配的な強さをみせている。
一部のドライバーや関係者は、誰もがメルセデスのF1マシンに乗っていれば、ルイス・ハミルトンと同じような成功を収められたと考えているが、セバスチャン・ベッテルは決してマシンだけが成功の要因ではないと語る。ルイス・ハミルトンはタイトルにふさわしいかと質問されたセバスチャン・ベッテルは「そう思う」とコメント。「過去数年間にわたってメルセデスが最高のマシンを持っていることは明らかだと思うし、優勝、チャンピオンシップのどれについて話しても良いチャンスがあったドライバーは他にもいると思う」「でも、それだけでは難しい。その組み合わせなんだ。ルイスだけでも、メルセデスだけでもなく、その組み合わせが彼らを倒すことを非常に難しくしている。彼らにはとても一貫性があるし、ほとんどミスもしない」「だから、彼の功績であり、チームの功績だ。その2つを切り離すことはできない。両方に言及しなければフェアではない」