フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、F1ベルギーGPの予選中にスリップストリームの恩恵を求めたが、最終的にそれが“勝ち目のない”戦略だったと認める。セバスチャン・べッテルは、F1ベルギーGPの予選でチームメイトのシャルル・ルクレールに0.748秒差でつけられて2番手で終えた。
シャルル・ルクレールとは異なり、セバスチャン・べッテルは他のクルマのスリップストリームを得ようとしたが、トラフィックに巻き込まれてタイヤを理想的な作動ウインドウに入れることができず、2回のアタックのどちらも決めきることができなかった。「リズムに乗っていたと思うけど、クルマの全てを手に入れるのに少し時間がかかってしまったかもしれない。感触は良かったけど、Q3では全員がトウを得ようとしていて、かなり乱雑なものになってしまった」「最終コーナーはかなりの順番待ちになっていたし、とてもトリッキーだった。明らかにタイヤの準備ができていなかったし、後手に回ってしまった。理想的ではなかった」「両方のラップともタイヤを適切な位置に入れることの方が重要だった。前のクルマにあまりに近すぎて、タイヤはラップを開始するのに適切な状態ではなかった」「勝ち目はなかった。ストレートは良かったけど、あまりに近すぎたし、セクター2でかなり失ってしまった」「そこに関しても今日はシャルルの方が明らかに良い仕事をしていた。今は明日を楽しみにしている。クルマの感触はかなりいい。それが最も重要なことだ」「明日は気温や路面コンディションが変わるだろうから、レースがどうなるか見てみよう」シャルル・ルクレールのタイムに匹敵できなかった理由はあったかと質問されたセバスチャン・ベッテルは「あまりにかった。普通のことは何もなかった」とコメント。「クルマをワンラップのために望んでいる位置に持っていくのがかなり難しかった。予選の方が良かったけどね。昨日の午後は少し苦しんでいたし、午前中もそうだった。でも、予選では問題なかった」「予選の最終パートはまたちょっと面倒だったし、理想的なラップの準備ができなかった。最後のアテンプトには満足していないし、クリアなものではなかった。でも、心配はしていない」関連:F1ベルギーGP 予選 | ルクレールがPP獲得&フェラーリが1列目独占
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