フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、F1イタリアGP決勝のオープニングラップで接触時にルイス・ハミルトン(メルセデス)が十分なスペースを残していなかったと主張する。3番手グリッドからスタートしたルイス・ハミルトンは、ターン4でセバスチャン・ベッテルに仕掛けて前に出かけた。その際、ベッテルはハミルトンに接触。スピンして最後尾近くまで後退するとともに、フロントウイングを破損してピットインを強いられた。
このインシデントは審議対象となったが、スチュワードがペナルティを科すことはなかった。セバスチャン・ベッテルは、ルイス・ハミルトンが十分なスペースを残していなかったため、接触は避けられなかったと感じていると語る。「僕はキミを抜こうとしていた。彼はブレーキをかけていた。あまりギャップはなかったし、馬鹿げたことはしたくなかった」とセバスチャン・ベッテルはコメント。「だからギャップを残しいていた。ルイスがアウトサイドにいるのが少し見えたけど、彼はまったくスペースを残していなかった。彼に接触する以外に可能性はなかった」「避けようとしたけど、できなかった。残念ながら、スピンしてしまった。これはちょっとした皮肉だけど、そんな感じだった」ルイス・ハミルトンは、素晴らしい走りを見て、残り8周でポールシッターのキミ・ライコネンを抜いてフェラーリのホームグランプリで勝利を収めた。セバスチャン・ベッテルは5番手まで挽回し、3位でフィニッシュしたマックス・フェルスタッペンに5秒ペナルティが適用されたことで4位を獲得している。残り7戦でルイス・ハミルトンに30ポイントまでリードを広げられたセバスチャン・ベッテルだが、タイトル争いについてはポジティブなままだと語る。「ポイントを失ったときは助けにならないけど、世界の終わりではない」とセバスチャン・ベッテルはコメント。「明日の朝に全員が目を覚ますと思うけど、今落ち込んでいるのは確かだ」「でも、スピンしてしまったときにできることはやったし、そこからやれることはあまりなかった。良いレースだったあもしれないけど、そうではなかった」「それでもまた面白い状況だし、おそらくもっとそうなるだろう。でも、自分たちのペースは心配していない。ポイント差はかなり多く聞こえるけど、それを縮めるのに長くはかからないはずだ」2018年 F1イタリアGP 決勝 動画OO.ready(function() {window.pp = OO.Player.create("player", "MybTg0ZzE6HUssmG8mhq0QMkFXw6q3V0");});関連:F1イタリアGP 結果 | ルイス・ハミルトンが逆転優勝!
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