タイヤバーストによって3位を犠牲にしたセバスチャン・ベッテルは、ピレリのパフォーマンスは“受け入れがたい”と怒りを露わにした。フェラーリは、F1ベルギーGPで1ストップ戦略を試みた。14周目にソフトからミディアムに交換したセバスチャン・ベッテルは、そこから最後まで走り切らなければならなかった。
しかし、ロマン・グロージャンの猛追を必死で防御していた残り2周、ケメル・ストレートでセバスチャン・ベッテルの右リアタイヤがバーストした。セバスチャン・ベッテルは、オー・ルージュでタイヤがバーストとしていたら重傷を負っていた可能性があったと怒りを露わにした。「こんなことが起こるなんて許されることではない」とセバスチャン・ベッテルは BBC にコメント。「200メートルは早くに起こっていたら、今僕はここに立っていない。オー・ルージュで動けなくなっていただろう」「僕は何に腹を立てているのかを話している。そのひとつは結果だ。僕たちは表彰台でフィニッシュするに相応しかった」「もうひとつは、さっきも言ったように、これが早くに起こっていたら...」「タイヤは定期的にテーマになっている。誰も言及していないけど、受け入れがたいことだ」金曜日のフリー走行2回目では、ニコ・ロズベルグがブランシモンで同じようなタイヤバーストに見舞われている。ピレリは、タイヤの構造上の問題ではなく、外部がカットされたことで起こったと説明したが、ニコ・ロズベルグは懐疑的なままだ。セバスチャン・ベッテルは、ニコ・ロズベルグの懸念がわかると述べた。「ピレリからの答えは何だった? 毎回同じだ。『カットされてた、デブリがあった、ボディワークに不具合があったかもしれない、ドライバーが膨らんだのかもしれない』とね」「ニコが、僕たちにコースオフはしていないと言っているなら、彼はコースオフなどしていない。彼が僕たちに嘘をつく必要なんてある?」「それは僕も同じことだ。僕はコースオフしていないし、突然タイヤが爆発した」「数年前(2013年)のシルバーストンほど悪くないかもしれないけど、受け入れることなんてできない」関連:F1ベルギーGP 結果:ルイス・ハミルトンが優勝
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