セバスチャン・ベッテルは、2014年のチームメイト決定に多少は自分の意見を考慮してもらえることを期待している。マーク・ウェバーが、今シーズン限りでF1引退を発表したことで、レッドブルのセバスチャン・ベッテルのチームメイトの座に空席ができた。レッドブルは、ドライバー候補に、キミ・ライコネン、ダニエル・リチャリド、ジャン・エリック・ベルニュの3名であることを明らかにしている。
「僕が決めることではない。今後、そのことについて話し合うことになるだろうけど、まだ本格的な話はしてはいない」とセバスチャン・ベッテルは BBC にコメント。「ドライバーことよりもクルマについて話をする機会の方が多いと思うけど、(ドライバーについても)話せたら嬉しいね」セバスチャン・ベッテルは、有力候補とされているキミ・ライコネンが実際にチームメイトになるかどうかはわからないが、ライコネンとはいい関係を築いていると述べた。「彼がロータスでどのような状況なのかはわからないけど、僕たちはうまくやっている。今までチームメイトになったことはないけどね」とセバスチャン・ベッテルはコメント。「彼がチームに加入するかどうかを決めるのは僕ではない。ほとんどの場合、そのような決断はチーム代表が下すものなので、クリスチャン(・ホーナー)に聞くべきだ」「(ドライバー決定に)関われたら嬉しい。僕の仕事ではないので、すべてに関与する必要はないけどね」レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、ドライバー決定に関してセバスチャン・ベッテルに相談する可能性もあると述べている。「当然、セバスチャンには我々のドライバー選択に関する最新情報が絶えず伝えられる。彼は(候補の)ドライバーたちと対決しているわけだし、我々には見えないことも見えたりする」「彼の意見も貴重だと考えている。もちろん、彼とは絶えず意思疎通を図っていくつもりだ」関連:マーク・ウェバー、今季限りでのF1引退とポルシェ加入を発表