マックス・フェルスタッペンが、退任したレッドブルの元チーム代表クリスチャン・ホーナーに敬意を表し、これまで共に収めてきた「素晴らしい成功」と「数えきれない記録」について振り返った。レッドブルは水曜日、ホーナーが即時退任したことを正式に発表。2005年にF1初参戦を果たして以来、20年以上にわたりチームを率いてきた指揮官のキャリアに幕が下ろされた。
フェルスタッペンがレッドブルに昇格したのは2016年シーズン序盤のことで、トロ・ロッソ(現レーシングブルズ)から移籍し、スペインGPで初戦勝利を飾った。それが、後に続く数々の栄光の始まりとなった。以来フェルスタッペンは、通算65勝、116回の表彰台、44回のポールポジションを記録。さらに2021年から2024年にかけて4年連続でF1ワールドチャンピオンに輝くなど、ホーナーとともに圧倒的な強さを見せてきた。ホーナーの退任が発表された数時間後、フェルスタッペンはSNSを通じて短いメッセージを発信した。「僕の初勝利から4度のワールドチャンピオンまで、僕たちは素晴らしい成功を分かち合ってきた。記憶に残るレースを共に勝ち取り、数えきれない記録を打ち立ててきた。すべてに感謝してる、クリスチャン!」なお、フェルスタッペンは次戦ベルギーGPから新たなチーム代表の下で戦うことになる。後任はレーシングブルズのチーム代表を務めていたローラン・メキースで、彼はホーナーの後を継いでレッドブルの新たな指揮官に就任する。一方、メキースの後任には、2024年からレーシングディレクターとしてチームに加わっていたベテランエンジニア、アラン・パーメインが起用される。
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