マックス・フェルスタッペンは、2024年F1 アブダビGP初日のフリー走行を17番手で終了。トップ6と戦えるようになれば、レッドブル・レーシングにとって難しい初日のプラクティスから「良いリカバリー」となるだろうと語った。レッドブルのチームメイト、セルジオ・ペレスは、ヤス・マリーナ・サーキットで行われたFP2セッションで14番手となり、フェルスタッペンより3つ順位が上だった。
レッドブルの2人のドライバーは、マクラーレンのランド・ノリスが記録したトップタイムから1秒以上遅かった。この大きな遅れを克服しなければならないため、フェルスタッペンは週末のレースでレッドブルが達成すべき目標を比較的低い位置に設定した。「もっとうまくやれるはずだ」と、フェルスタッペンは金曜日に語った。「マクラーレンのレベルまでとは言わない。彼らは今週末、非常に速いようだからね」「でも少なくともトップ6で戦えるなら、それは良いリカバリーだと思う。なぜなら、今まではかなり厄介な状況だったから」コース上でのレッドブルの問題について説明を求められたフェルスタッペンは、「正直に言って、バランスが良くないんだ」と語った。「コーナー進入から中盤にかけて、うまくつながったバランスが得られず、それが原因で、基本的にうまくプッシュすることが難しくなっている。これは、今夜のうちに解決しなければならない問題だ」セルジオ・ペレスとマックス・フェルスタッペンは、アブダビでのFP2でそれぞれ14位と17位で終えた。レッドブルは1周に課題があるとペレスが語るフェルスタッペンのチームメイトであるペレスは、金曜日の両プラクティスセッションを走るという利点があった。FP1では、フェルスタッペンの代わりにアイザック・ハジャーが走った。2時間の走行を終えたペレスは、レッドブルのレースペースについてよりポジティブな見方をしているが、チームには1周のスピードアップを求めている。「1周ではかなり難しい」とペレスは語った。「まだやるべきことがあると思う。ロングランではかなり期待が持てるが、1周では...マシンをうまくまとめなければならない」「僕たちは多くのことを試しているけど、今はまだうまくまとまっていない」ペレスはさらに「マシンの感触はそれほど悪くないが、RB20は1周のスピードが遅いので、そこを改善する必要がある」と付け加えた。「燃料を積んだときのマシンの感触は大きく異なるので、今はそれが一番の問題だ」ロングランペースについて尋ねられたペレスは、「非常に有望だが、競争力を維持できるよう、やるべきことはまだある」と述べた。