マックス・フェルスタッペンは、2023年F1最終戦アブダビGPで優勝し、3度のワールドチャンピオン獲得シーズンを締めくくり、レッドブル・レーシングは「信じられない」ような2023年シーズンを再現するのは難しいだろうと語った。フェルスタッペンはポールポジションからスタートし、序盤はシャルル・ルクレールに押されながらも後続を引き離してアブダビグランプリ4連勝を飾った。
フェルスタッペンは19勝、21回の表彰台フィニッシュ、シーズンを通して1000周以上をリードした初のドライバーになるなど、数々の記録を塗り替えた1年を締めくくった。また、フェルスタッペンは歴代最多の575ポイントを獲得し、2位のチームメイトであるセルジオ・ペレスとの差は290ポイントに達し、チャンピオンシップにおける最大の勝利差を達成した。フェルスタッペンはシーズンを振り返って「信じられないようなシーズンだった。インラップはちょっと感動的だった。最後にクルマに座っていたときは、もちろん多くのものを与えてくれた。もちろん、最終戦でもここで勝てたことをとても誇りに思う」と語った「でも、レッドブルには本当に感謝しなければならない、素晴らしい一年だった。同じことを再び行うのは難しいでしょう。でも、今年は間違いなく楽しかった」フェルスタッペンとレッドブルが今年を改善できるかとの質問に、フェルスタッペンは「また同じようなシーズンを送るのは難しいだろうね」とコメント。「もちろん、もっとうまくやりたいと常に思っているけれど、よい成績を収めることは、レースで勝つことやチャンピオンシップを獲得することだけが、もっとうまくやることではないこともあるんだ「もちろん、常により良い成績を収めたいと考えているけど、より良い成績を収めることは、レースで勝利したり、チャンピオンシップを獲得する可能性があるだけではない」「でも、いずれわかるよ。来年も競争力のあるマシンを作るために懸命に働いている。他のすべてのチームが僕たちを打ち負かそうとしている」「僕たちは戦いの準備はできているけれど、それまでは今年も少し楽しむつもりだ」フェルスタッペンは、シーズンの最後にスタンドのファンにメッセージを求め、 「信じられないよ。どのレースも完売だった」と語った。「素晴らしいファンのサポート、そして皆さんが今日のレースを楽しんでくれたこと、そしてお気に入りのドライバーたちが頑張っているのを見られたことを願っている。そしてもちろん、僕たちを応援してくれて本当にありがとう」
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