レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンは、ケビン・マグヌッセンがハースF1チームでグリッドに戻ってきたことを「うれしく思っている」と語る。ケビン・マグヌッセンは、ハースF1チームとの4シーズンの後、ルーキーで資金力のあるニキータ・マゼピンとミック・シューマッハにシートを奪われるかたちでチームメイトのロマン・グロージャンとともにチームを去った。
しかし、2022年の開幕から2週間を切った3月上旬、ロシアのウクライナ侵攻の世界的な制裁の流れのなかでニキータ・マゼピンはチームを追放された。後任としてハースF1チームが白羽の矢を立てたのがケビン・マグヌッセンだった。現役F1ワールドチャンピオンのマックス・フェルスタッペンは「彼が去らなければならなかった後、彼のことを気の毒に思った」とViaplayに語った。「だから、彼が戻ってきて本当にうれしく思っている」「それは、決してあきらめるべきではないこと、そして、彼が彼らのためにしたことに対して大いに尊敬していることを示している。チームにとっても経験豊富なドライバーにもう少し指導してもらうのは良いことだ」29歳のケビン・マグヌッセンが競争力を持つかどうかについて、マックス・フェルスタッペンは「それは車がどれくらい優れているか次第だと思う」と語った。「車が合理的であれば、彼は以前と同じようにパフォーマンスを発揮することができるだろう。それに彼は年齢を重ねてクレバーになっている。それは常に助けになる」一方、ミック・シューマッハは、チームメイトとしてハースF1チームに加入するケビン・マグヌッセンの経験に「脅迫」されていないと語る。「僕にも経験がある。自分がどこに立っているのか、何ができるのかを知っている」とミック・シューマッハのSky Deutschlandは語った。「2020年に僕はハースをテストしているし、彼と話し、彼から学んだ。今後、直接比較するできるのはさらに良いだ。僕はそれから恩恵を受けることができる」