レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンが、2021年第16戦F1トルコGPへの意気込みを語った。本来ならばF1日本GPが開催されていた今週末、レッドブル・レーシングは、ホームレースが叶わなかったホンダF1とファンへの敬意と感謝を込めて、ホワイトのスペシャルカラーリングでF1トルコGPを戦う。
マックス・フェルスタッペンは「日本GPを本当に楽しんできたので、それを逃してしまうのは残念だ。ファンに会えないのが一番寂しい。F1に情熱を注いでいる日本のファンに会うのはいつもとても楽しい。また、今週末にマシンに搭載される新しいカラーリングを気に入ってくれることを願っている」とコメント。ホワイトのカラーリングは、1965年のF1メキシコGPでホンダがF1初優勝を獲得した伝説的なホンダRA 272に触発されたもの。マックス・フェルスタッペンとチームメイトのセルジオ・ペレスはユニークなカラーリングとレーススーツでレースをする。「特別なカラーリングがなくたって、ホンダのためにレースをすることは常に特別な気分だ」とマックス・フェルスタッペンはコメント。「チームとして、そして、ホンダが日本GPを逃すのは残念なことだけど、トルコで代わりのもので祝うことができるのはクールだ。それを見るのを楽しみにしている。レースでマシンが異なって見えるのは本当に特別なことなので、楽しみにしている」ホンダとのレースで一番幸せな思い出についてマックス・フェルスタッペンは「ホンダとの僕の最も幸せな思い出はもちろん勝利だし、特に彼らとの最初の勝利はとても感動的だった」と語る。「ホンダと一緒に仕事をすることはとても喜びだ、彼らはすべてのレースで本当にモチベーションが高く、常に最高のものを提供するという点で非常に情熱的だ。だから、彼らと一緒に仕事ができて本当に楽しかった」昨年のトルコGPは6位フィニッシュとマックス・フェルスタッペンにとって忘れたいレースとなった。「昨年のトルコGPはもちろんチームとして僕たちにとって最高の週末ではなかったけど、今年はまったく異なる状況になると思う。ターマックがもう少しグリップしてくれることを願っている。全般的に誰にとってもまったく新しい週末になると思う。学ぶことがたくさんあるので、僕たちがどれほど競争力があるか楽しみにしている」