マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)は、2021年F1プレシーズンテスト最終日に最速タイムを記録して3日間のテストを締めくくった。今回のテストで最後のセッションとなった午後。マックス・フェルスタッペンは、5種類中3番目に柔らかいコンパウンドであるC3タイヤで周回を重ねると、本番でのレース時間に近い日没後に、2番目に柔らかいC4タイヤでアタックを実施した。
マックス・フェルスタッペンが、このC4タイヤでマークしたベストタイム1分28秒960は、3日間のテスト全体での最速タイムとなった。「今日もすべてのプログラムをこなすことができて、いい一日になった」とマックス・フェルスタッペンはコメント。「1日目とは少し異なるコンディションだったので、マシンを調整する必要があったけど、スムーズにいった。いいテストができたと言えるけど、各チームが異なるプログラムに取り組んでいましたし、これで結果が保証されるわけではない」「僕たちは常に向上できる点がないか探していて、まだ課題も抱えてはいるけど、それは全チームが同じはずです。2週間後のQ3で真の実力が分かるわけだけど、全体的にマシンの感触はよかったので、レースをするのが楽しみだ」