レッドブル・レーシング・ホンダのマックス・フェルスタッペンが、これまでのテストでの2021年F1マシン『RB16B』の印象について“感触は良い”と自信をみせた。マックス・フェルスタッペンは、最終日の午後にシーズン開幕前の4時間の走行を行う。最後のテスト走行に先立ち、これまでのテストを振り返った。
「最も重要なのは、問題なく多くの周回を走り込み、マシンを知ることができたことだ。様々なセットアップやパーツを試してみたけど、期待通り反応しているので、とてもポジティブだ」とマックス・フェルスタッペンはコメント。「僕たちは多くのデータを収集している。良いスタートが切れたと思う。もちろん、僕たちは常に改善したいと思っている。十分ということは決してない。この道を進み続けることができることを願っている」過去数年のプレシーズンテストと比較して、レッドブル・レーシングは初日から好パフォーマンスを発揮している。「以前の年のプレシーズンテストと比較して、マシンは扱いやすい。バランスがいいし、それは常に良いことだ。マシンの感触はいい。十分に速いかどうかを予想するのは難しいけどね」バーレーンの気温は3日間を通して20度を超えているが、金曜日には砂嵐に見舞われるなど、風の強いコンディションとなっている。「1日目と2日目では風向が180度変わったし、それがマシンのバランスが大きく異なるものにしている。もちろん、状況は誰にとっても同じなので、僕たちはそれに対処する必要がある」現時点でマックス・フェルスタッペンは、競争については考えていない。「マシンに乗っていたし、自分たちのプランで忙しかった。それはうまくいったし、そのようなマシンに乗れているのは良いことだ」「レッドブルが優勝候補だとは思っていない。メルセデスは何度もチャンピオンシップを連覇している。誰もまだ実力を完全には示していないので、今は違いはわかりらない。僕たちがどの位置にいるかは最初の予選で分かるだろう」また、今年、F1が試そうとしているスプリントレースについてマックス・フェルスタッペンは「彼らはまだ詳細に取り組んでいる。いずれにしろ、最速のマシンが前に来るし、僕としては1つの長いレースを走りたい。週末にいくつのレースを開催することについては気にならない。最速の車がマシンにくる。正確にどのようになるかを見てみる必要がある」最後のセッションに向けてマックス・フェルスタッペンは「今日の午後、たくさんの周回ができることを願っている」と語る。「マシンを知り、理解することがより重要だ。燃料を軽くして予選走行を行うは重要ではない。僕たちは自分たちが何をしたいのかを正確に知っているし、データの収集に集中する」
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