レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンは、2020年のF1世界選手権 第11戦 F1アイフェルGPで3番手タイムを獲得。フロントローを獲得できるペースはあったと考えており、決勝でメルセデスに挑戦できると自信をみせた。マックス・フェルスタッペンは、予選Q1をトップタイムで通過し、Q2でもルイス・ハミルトンと0.077秒差の2番手につけた。
しかし、最も重要なポールポジションをかけたQ3ではそれまでのペースを発揮することができず、3番手タイム。ボッタスとのトップとの差は0.293秒、ハミルトンとの差は0.037秒差だった。「昨日のすべてを逃した後、今日は全員にとって非常に忙しい一日だった」とマックス・フェルスタッペンはセッション終了後にメディアに語った。「全体として、それなりの予選だったと思う。クルマのハンドリングは順調だし、すべてが少し安定している。とても快適に感じていたけど、もちろん、改善したいバランスエリアは常にいくつかある」「実際に重要なQ3で少しアンダーステアが顔を出し始めた。最初は問題なかったけど、そこから少しずれていってしまった。アンダーステアは好きではないし、現時点でこのトラックにも好ましくない。フロントタイヤがとても冷えていて、予選を通して僕たちに味方しなかった」「とても気温が低いときにアンダーステアが出ると、フロントタイヤにグレイニングが出て、基本的にゴムを食い尽くしてしまう。中速コーナーでスピード維持することができないし、少しV字スタイルで入らなければならす、少し時間を失ってしまう」「でも、全体として、僕たちはメルセデスに近づいていると思う。これは非常にポジティブだ。通常、僕たちは日曜日にメルセデスに近づいている」「ある意味、予選3番手には少しがっかりしている。もう少し期待していた。でも、それでもまだ満足できる」今週末、ドライバーが利用できる走行時間が限られているが、レッドブルはライバルよりも早くタイヤを最適な作動温度領域まで熱を入れることができると考えられている。「明日はさらに寒くなるので、タイヤがどうなるか、タイヤがどのような競争を示すかはさらに興味深いだろう」とマックス・フェルスタッペンは語った。「どうなるか見てみよう。運転するのは楽しいトラックなので、楽しみにしている。何ができるか見てみるつもりだ」マックス・フェルスタッペンのチームメイトであるアレクサンダー・アルボンも堅実な予選を見え、グリッドの“クリーン”なサイドである5番グリッドからレースをスタートする。「予選ラップにはとても満足しているけど、まだ改善の余地がある」とアレクサンダー・アルボンは語った。「5番手はスタートとして悪い場所ではないし、そこから戦うことができると思う。もちろん、シャルルの前にいれたらよかったけどね。彼は良いラップをしたけど、僕たちは終了間際まで勝っていた」スタート前に雨が降らない限り、トップ10のマシンはすべてソフトコンパウンドでスタートする。