レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンは、今では推定40億円以上の年俸を貰っているかもしれないが、モータースポーツアドバイザーのヘルムート・マルコは育成に最もお金がかからなかったドライバーだと考えている。マックス・フェルスタッペンは、InstagramでフォーミュラEドライバーのアントニオ・フェリックス・ダ・コスタとライブ配信を実施。ダ・コスタも元レッドブルのジュニアドライバーであり、二人はヘルムート・マルコについていくつかの逸話を披露した。
アントニオ・フェリックス・ダ・コスタは「数年前、セバスチャン・ベッテルとヘルムート・マルコと昼食を共にしていた」と語り始めた。「ベッテルはいつもマルコをおちょくって楽しんでいた。たとえば『アントニオは来年フェルスタッペンの隣でF1をドライブするんだよね?』と尋ねたりね」「でも、その後、状況は本当に面白くなっていった。僕はマルコに最もコストがかからなかったドライバーは誰かと尋ねたんだ。レッドブル・ジュニアプログラムは多くの異なるドライバーに投資しているけど、F1にたどり着いたのはほんのわずかだからね」「マルコは長く考える必要はなかったよ。『マックス・フェルスタッペンが今までで最も安いレッドブルのドライバーだ。私は彼にお金を費やす必要はほとんどなかった。そして今、彼はF1をドライブしている!』と言っていたよ」その話を聞いたマックス・フェルスタッペンはにっこり微笑んだ。「ヘルムートに毎日それをリマイドするよ」とマックス・フェルスタッペンは冗談交じりに語った。「いずれにしろ、彼は正しい。僕はジュニアクラスであまり時間を費やさなかったからね」ヨーロッパF3参戦中の2014年8月にレッドブル・ジュニアチームの一員となったマックス・フェルスタッペンは、その発表から間もなく、トロ・ロッソのレギュラードライバーとして2015年にF1デビューすることが決定している。