レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンは、少なくとも自分がセバスチャン・ベッテルの後任としてフェラーリF1に移籍することはないとし、また“イタリアの響きの名前”を持ったドライバーが後任を務めることはないだろうと述べた。セバスチャン・ベッテルは、2020年がフェラーリでの最後のシーズンになることを発表。カルロス・サインツが後任を務めることになる広く考えられているが、他にも何名かがドライバー候補として名前が挙げられている。
すでにレッドブルと2023年まで契約を延長しているマックス・フェルスタッペンは、自分がフェラーリF1でセバスチャン・ベッテルの後任を務めるという質問を止めるために素早く動いた。セバスチャン・ベッテルがフェラーリF1離脱を発表した日にちょうど元F1ドライバーのデビッド・クルサードとプーマのInstagramに登場したマックス・フェルスタッペンは「彼がフェラーリと継続するかどうかについてちょっとした憶測が広まっていたけど、今日彼が継続しないことが明らかになったね」とコメント。「誰が後継者になるのかもすぐにわかると思う。それは間違いなく僕ではないと言うことができる。僕はレッドブルにいる。フェラーリに行くかどうかという質問もあったけど、僕は行かない」「今は他の誰かがフェラーリで運転する機会がある。もちろん、フェラーリは素晴らしいチームだし、彼らが次のドライバーについて正しい決定を下すと確信している。何が起こるか見てみよう」カルロス・サインツとともにフェラーリF1移籍が噂されているもう一人のドライバーはダニエル・リカルドだ。デビッド・クルサードから、フェラーリのF1シートを獲得するのは「イタリアの響きの名前のドライバーか、それとも、スペインの響きの名前のドライバーか」と質問されたマックス・フェルスタッペンは「イタリアの響きの名前になるとは思わない」と答えた。もちろん、スペインの響きの名前はカルロス・サインツであり、イタリアの響きの名前は、ダニエル・リチャルド、もしくはアントニオ・ジョビナッツィということになる。フェルナンド・アロンソもスペインの響きの名前だが除外して間違いないだろう。「どうなるか見てみよう。結局のところ、憶測にすぎない。僕たちは成り行きを見守るしかない」