レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、ルイス・ハミルトンが“特別”なドライバーではないとは言っていないと主張。6回のF1ワールドチャンピオンであるハミルトンは、F1のベストドライバーの一人だと語った。今シーズン後半にレッドブル・ホンダとフェラーリがパフォーマンスを急上昇させたことで勝利を挑まれたルイス・ハミルトンだったが、それほど手間をかけずにドライバーズタイトルを連覇し、史上最多記録の保持者であるミハエル・シューマッハにあと1回に迫った。
マックス・フェルスタッペンは、今後ルイス・ハミルトンの潜在的な挑戦者になると目されており、二人は何度かお互いについての発言について論争を巻き起こしている。マックス・フェルスタッペンは、ルイス・ハミルトンの成功は主に優れたメルセデスのF1マシンによるものであることを示唆していたが、ハミルトンが特別なドライバーではないと決して言っていないと弁解した。「誰もが独自のスタイルを持っている。ルイスは特別ではないとは言っていない。彼は間違いなくF1史上最高のドライバーの一人だ」とマックス・フェルスタッペンは Autocar に語った。それでも、マックス・フェルスタッペンは、最高のパフォーマンスを有するマシンを入手できることの重要性を強調。フェルナンド・アロンソがもっと良いクルマに乗っていれば、チャンピオンシップを獲得していたと語る。「でも、前に言ったように、マシンにとても依存している。例えば、フェルナンド(アロンソ)があのクルマにに乗っていたら、彼は再びチャンピオンシップを獲得していただろう」「チームに加入し、突然チームが支配的になり、チャンピオンシップを勝ち取ることができるという幸運に恵まれることもある」「でも、残念なことにフェルナンドと同じように、間違ったタイミングにチーム移籍すれば勝てない。でも、それは良いドライバーではないという意味ではない。フェルナンドも最高のドライバーの1人だと感じている」