レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、大きな期待がかかる日本GPにむけて“偽りの期待”を生み出したくないと現実的に語る。F1ロシアGPを9番グリッドからスタートしたマックス・フェルスタッペンは、第1スティントでなんとか5位まで順位を上げる。その後、セバスチャン・ベッテルのリタイアによって1つ順位をあげて4位でフィニッシュしたが、上位3台との表彰台バトルに絡むことはできなかった。
「かなり退屈なレースだった」とマックス・フェルスタッペンは自身のWebサイトにコメント。「スタートはうまく切り抜けることができた。ターン2で少し引っかかってしまったけど、それ以外はオッケーだった。序盤は周りの全員が僕のDRSを使えたので、あまり抜くことができなかったけど、ある時点からは順調に進めることができた」ピットストップ後のマックス・フェルスタッペンは比較的孤独なレースを進めることになった。「僕たちは十分に速くなかった。残念ながら、最も競争力のある週末にはならなかったけど、仕方のないことだ」レース終盤にはフリーストップの間隔を得ていたため、ファステストラップを狙えるポジションにいた。「いずれにしろ僕たちは遅すぎたし、前のドライバーは比較的フレッシュなタイヤを履いていたので、彼らもファステストラップを狙うことができた」とマックス・フェルスタッペンは説明。「タイヤのデグラデーションはそれほど悪くなかったし、それについては考えなかった」次戦はホンダのホームレースとなる日本GP。レッドブルも鈴鹿での好成績を期待いているが、マックス・フェルスタッペンは現実的に捉えている。「楽しみにはしているけど、偽りの期待をもたせたくはない」とマックス・フェルスタッペンはコメント。「僕たちは純粋に速さが足りないし、突然、魔法の週末になるとは思っていない。僕たちにはまだやらなければならない仕事がある」