レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、週末を通してホンダのF1パワーユニットのパワーロス問題に悩まされており、F1ベルギーGPの予選で1列目を独占したフェラーリのとのギャップは“かなり痛かった”と嘆いた。今週末、マックス・フェルスタッペンは旧型のパワーユニットを搭載しており、ホンダは追加のパワーを引き出そうしているが、メルセデスとフェラーリと競争することに苦労している。
F1ベルギーGPのポールポジション争いは、事実上フェラーリのドライバー同士の一騎打ちとなり、シャルル・ルクレールがポールポジションを獲得。マックス・フェルスタッペンは5番手に終わった。マックス・フェルスタッペンは、週末全体でパワーロスの問題に悩まされ、予選モードを駆使しつつも、走行中にエンジンモードを変更しながら走らなければならなかった。「僕たちは週末を通して、より多くのパワーを投入した場合にクルマが機能しないという問題に見舞われてきた。予選でもそれは変わらなかった。特にパワーが必要なサーキットではそれは残念なことだ」とマックス・フェルスタッペンは Ziggo Sport にコメント。「問題は毎回プーオンで発生したため、僕たちはそれ以降はパワーを下げる必要があった。それでもベストを尽くそうとしたけど、ストレートでは足りなかった。フェラーリとの差は1秒だった。かなり痛いね」「予選ではかなり保守的に走らなければならなかったので、通常のパワーと比較してダウンしていた。コンマ2秒くらいが犠牲になったし、もちろんそれはスパで望むものではない。でも、仕方のないことだ」「問題が何であるかはわかっている。通常の状態に戻すにはステアリングを2回変更する必要がある」しかし、マックス・フェルスタッペンは、決勝でのギャップはそれほど大きくはならないと自信を持っている。「いずれにしろ、レースではそんなに予選モードで走ることはできないので、明日は僕たちが見舞われた問題にそこまで悩まされないだろうし、自動的に近づくだろう」「フェラーリは僕たちにとって本当に速すぎると思うけど、すべての問題を考えれば、僕たちはまだメルセデスにかなり近かったので、彼らとは競争できることを期待している」関連:F1ベルギーGP 予選 | ルクレールがPP獲得&フェラーリが1列目独占