レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが、F1オーストリアGPの初日の作業を振り返った。フリー走行2回目でマックス・フェルスタッペンは最終コーナーでスピンすると、タイヤバリアに向かってクラッシュ。マシンは後部にダメージを負い、赤旗の原因となった。たが、グランプリの初日をスペック2のPUで走行し、その後スペック3のPUに交換する予定だったため、レースウイークには影響がないものだった。
しかし、今後PUが使用できなくなるような損傷があるかどうか、解析を進める予定としている。マックス・フェルスタッペンはこのトラブルに見舞われたため9番手となった。「マシンのフィーリングはよく、それなりに競争力があると思う。もちろん、もっといい走りがしたいし、クラッシュする前まではよかったと思う」とマックス・フェルスタッペンはコメント。「トラフィックの中でベストタイムを記録できたので、ラップタイム以上に上位に近づけると思う。マシンはよかったけど、コーナーとストレートのどちらにフォーカスしていくか、もう少しバランスを考える必要があるので、今晩分析していく」「最終コーナーでクラッシュしたときは、非常に風が強く、風向きも不安定なところに巻き込まれる形になってしまった。そこでリアのグリップを失い、バリアに当たってしまった。幸いなことに、クラッシュしたのは修理ができる箇所で、金曜日だったのでレース用のパーツばかりという状況でもなかった。ただ、チームにとってはこの後の仕事がたくさんあるので、申し訳ない気持ちでいっぱいだ」「メルセデスが全開アタックをしていなかったので、僕たちのパフォーマンスがどれほどのものか、端的に言うのは難しいし、僕自身も慎重になっている。ただ、今日はマシン全体がうまく機能していて、これはポジティブな点だったと言える」