マックス・フェルスタッペンは、2019年のチームのF1マシン『レッドブル・ホンダ RB15』が競争力のあるパッケージに仕上がると自信を見せている。今シーズン、出だしでつまづいた感のあるマックス・フェルスタッペンだが、シーズン最後の6レースではメキシコGPでの優勝を含めてルイス・ハミルトンに次ぐ101ポイントを獲得。ドライバーズランキングでバルテリ・ボッタスを上回り、自己最高となるランキング4位でシーズンを終えた。
ルノーのF1パワーユニットのパワー不足を考えれば、レッドブル・レーシングのシャシー性能は印象的であり、ホンダのF1パワーユニットを搭載する来季マシン『RB15』はうまく機能するはずだとマックス・フェルスタッペンは語る。「すべてがとても有望そうに見える。でも、僕は常に現実的でいようとしているし、とにかく待ってみなければならない」とマックス・フェルスタッペンはコメント。「なにより、僕たちはまだ素晴らしいクルマを作っていく必要があるし、エンジンも信頼性が高くてパワフルでなければならない。そのレベルに達するとは思っているけど、まずは冬季テストをしてみてからだね」レッドブル・レーシングは、これまで開発のために新車の発表をぎりぎりまで遅らせてきたが、今季マシン『RB14』はプレシーズンテストでのテストプログラムが滞るのを避けるために1週間前倒しで発表された。その後、レッドブル・レーシングはRB14を積極的に開発し、マックス・フェルスタッペンとダニエル・リカルドは上位で戦うクルマを手にした。マックス・フェルスタッペンは、来季マシン『レッドブル・ホンダ RB15』の仕上がりぶりにかなり期待を持っていると語る。「僕たちは開発を進めていきたいと思っている。でも、ファクトリーには良いクルマがあるし、彼らはすでにとても懸命に新車に取り組んでいる。でも、メルセデスとフェラーリも同じことをしているのは間違いない」とマックス・フェルスタッペンは語る。レッドブル・ホンダ RB15がチャンピオンシップを争うマシンだった場合、タイトルを争う準備はできていると感じているかと質問されたマックス・フェルスタッペンは「F1ではパッケージに大きく依存してくるので本当に難しい質問だ」とコメント。「F1で過去を振り返れば、ルイスは初年度にタイトルを争う準備はできていたように思う」「もちろん、いつだって一年を良いものにできると思っているけど、それは毎年同じことだと思う。最終的にタイトルを獲得できたとしても、常にもっとうまくやれると思うだろう」「僕たちに勝てるパッケージがあったとしても、ミスをする週末もあるかもしれないし、全体的にもっとうまく過ごせる週末もあるかもしれない。まずは僕たちにそのパッケージがあることを期待したい」マックス・フェルスタッペンは、来シーズン、ダニエル・リカルドに代わって加入するピエール・ガスリーをチームメイトに迎える。「カートでの最初の国際シーズンではピエールが2位だったと思う。僕たちはシーズン全体でお互いにレースをしていたし、いくつか良いバトルがあった」とマックス・フェルスタッペンはコメント。「その時はあまり話はしなかった。ピエールも僕も英語がそれほど得意ではなかったからだと思う。12歳だったし、ちょっと違うよね」「その後、数年間はいつも連絡をとってきた。他のシリーズで再びめぐり合ったりするものだ。そのと、彼はレッドブルのプログラムに入った。彼はとても速いドライバーだけど、とても素晴らしい男でもある。それが重要なことだ」
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