レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンは、ルイス・ハミルトンのクルマに乗っていれば、トップドライバーであれば誰でも2018年のF1ワールドチャンピオンを獲得できていただろうと語る。先週末のF1メキシコGPでフアン・マヌエル・ファンジオに並ぶ自身5度目のF1ワールドチャンピオンを獲得したルイス・ハミルトンは、今年のセバスチャン・ベッテルとのバトルはキャリアで最も厳しい戦いだったと語っている。
しかし、2018年にルイス・ハミルトンの何が優れていたかと質問されたF1メキシコGPのウィナーであるマックス・フェルスタッペンは「クルマだね!」と Blick にコメント。「もちろん、彼はかなり優れている。でも、ベッテルも彼のクルマなら勝てただろう。リカルドだって勝てただろし、僕の彼のクルマなら勝てたと思う」レッドブルは、2019年にメルセデスに対抗すべくホンダのF1パワーユニットに切り替えるが、マックス・フェルスタッペンはベストなチャンスは2021年のレギュレーション変更になる可能性があると考えている。「そのとき僕は23歳だ。僕にはまだワールドタイトルを獲得するために6~7年ある。それまでに4度のワールドチャンピオンになっていたいね。そうなったら素晴らしいだろう」とマックス・フェルスタッペンはコメント。レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、2019年に新生レッドブル・ホンダのコンビが十分にタイトルを狙えると考えている。しかし、マックス・フェルスタッペンはそれが実現するのは“魔法のシャシー”を手に入れた場合のみだと締めくくった。