レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンの父親であるヨス・フェルスタッペンは、ルノーの継続的なエンジンのパワー不足に“フラストレーション”を感じていると語る。今シーズン限りでルノーとの契約が切れるレッドブル・レーシングは、現在、2019年以降もルノーとの契約を更新するか、もしくは姉妹チームのトロロッソにパワーユニットを供給しているホンダとワークス契約を結ぶかの2択で評価を続けている。
だが、元F1ドライバーのヨス・フェルスタッペンは、レッドブル・レーシングがホンダと契約を結ぶことを望んでいるのかもしれない。「クルマには、我々がここまで目にしてきたよりも多くのポテンシャルがあると思う」とヨス・フェルスタッペンは Ziggo Sport にコメント。「レースでは素晴らしいが、予選では十分に速くない。ルノーには、メルセデスやフェラーリが予選最終セッションで得ているような追加のパワーを届ける力はないように思える」「彼らはその問題にどのように取り組むべきかをわかっていないように思う。とてもフラストレーションを感じている」「予選ポジションは非常に重要だ。このクルマではライバルをオーバーテイクするのがさらに難しくなっているからね」現在、マックス・フェルスタッペンのチームメイトであるダニエル・リカルドは、まだレッドブル・レーシングとの契約を更新しておらず、メルセデスやフェラーリの移籍が噂されている。来年、マックス・フェルスタッペンは新しいチームメトを迎えることになるかと質問されたヨス・フェルスタッペンは「レッドブル・レーシングがダニエルをキープしたいと思っているのはわかっていることだ。ダニエルはどうすればいいかを考え抜いている」とコメント。「フェラーリでは、ベッテルの方がライコネンよりも優れている。メルセデスではハミルトンの方がボッタスよりも優れている。だが、レッドブルではドライバー間の差は小さい」「ダニエルとマックスによってそれはアドバンテージだと私は思ってる。彼らはお互いをプッシュし、それがお互いの利益になっているからね」
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