ジャン・エリック・ベルニュは、今シーズン、フェラーリF1チームでの役割を継続しないことになった。2015年にテストドライバーとしてフェラーリに加入したジャン・エリック・ベルニュは、昨年、リザーブドライバーとなった。だが、今年、フェラーリはアントニオ・ジョビナッツィをサードドライバーに任命。ジャン・エリック・ベルニュは、テチータでのフォーミュラEに専念することになった。
「今シーズン、もうリザーブドライバーを続けることがないのは最初から明白だった」とジャン・エリック・ベルニュはコメント。「まだフェラーリとの連絡を取っているし、良い関係を築いている。でも、僕がグランプリに行って、自分の役割を満たすことはない」「有益だったし、フェラーリのようなチームにいるときは、いくつかの点で常に有益だ」「僕はそのファミリーの一員だし、それは驚くべき感覚だ」テチータ・フォーミュラEチームは、上海のチャイナ・メディア・キャピタルがチーム・アグリを買収して設立されたチーム。フォーミュラEの株式も保有している。ジャン・エリック・ベルニュは、中国の関心はフォーミュラEの大きな勢力になるための長期的な基盤のスタートだと考えている。「僕たちがこのプロジェクトに取り組み始めて以降、株式を保有することは常に計画されていた」とジャン・エリック・ベルニュはコメント。「彼らは大企業だし、彼らには成長して、大成功を収めるための非常に良いチャンスがある」ジャン・エリック・ベルニュは、今年の夏にル・マン24時間レースでデビューを飾ることに興味を持っているとしており、LMP2とGTE Proでのオプションを評価しているとみられている。「僕たちはまだそれに取り組んでいるし、今はそれが僕の心の一番前にある」とジャン・エリック・ベルニュはコメント。「ル・マン、そして、WECで何レースかしたいと思っている」「いくつかオプションはあるけど、今は詳細を語ることはできない」「今シーズン、それができれば本当に面白いだろね」