ストフェル・バンドーンは、マクラーレン・ホンダの信頼性問題が長引くなかでF1フルデビューすることは期待外れだと認める。2015年のGP2チャンピオンであり、マクラーレンの育成ドライバーであるストフェル・バンドーンは、パドックからも非常に評価の高いドライバーだ。しかし、ようやく手に入れたマクラーレン・ホンダでのF1フルデビューのチャンスだが、チームはホンダのF1パワーユニットの信頼性に苦しんでいる。
今年の状況は、マクラーレン・ホンダが復活した2015年と同じように語られており、当時もリザーブドライバーとして仕事をしていたストフェル・バンドーンは、レースドライバーとして直接その問題を経験することになった。ストフェル・バンドーンは、このような不運な状況でF1フルデビューを果たすことは残念だと認める。「マクラーレン・ホンダの開始時からチームにいたのは事実だし、この2年間は僕たちにとって難しかった。その間に僕たちは進歩を果たしてきたし、励みになっていた」とストフェル・バンドーンはコメント。「誰もが確かな前進を期待してテストに来た。今、僕たちが取り組んでいる問題を目にするのはちょっと予想外だったし、決して理想的ではない」「それが今の状況だし、僕たちはじっとして、何もしないことはできない。団結して一生懸命に働かなければならないし、前に進むために正しい方向にみんなをプッシュしなければならない」フェルナンド・アロンソは、ホンダへの怒りを露わにしているが、ストフェル・バンドーンは、二人で多くの問題を抱えたチームのモチベーションを高め、巻き返すことを誓っていると語る。「僕たちは一緒に多くのことを話しているし、それは普通のことだ。シーズンのスタートでのウィンターテストだからね。僕たちはまだ状況が理想的ではないことをわかっているし、一緒にチームを前進させるためにとても懸命にプッシュしている」「チームは難しい状況でとてもプロフェッショナルだったと思う。メカニックやファクトリーのスタッフの全員がプロフェッショナルに全てのラップを最大限に生かそうと冷静に取り組んでいた」
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