Netflixは、F1ドキュメンタリーシリーズ『Formula 1: Drive to Surviveのシーズン8』を、2026年2月27日に世界同時配信すると正式に発表した。2026年F1シーズン開幕を目前に控えたタイミングでの配信となる。新シーズンは、3月6日から8日にかけてメルボルンで開催される2026年F1開幕戦オーストラリアGPの直前に公開され、例年通り、前シーズンの舞台裏をファンに届ける構成となる。
シーズン8では、激動の2025年F1シーズンがあらためて振り返られる。近年でも屈指の接戦となったタイトル争いが描かれ、オスカー・ピアストリが序盤から有力候補として台頭し、マックス・フェルスタッペンが後半戦で巻き返しを見せる展開となった。しかし、最終的にタイトルを手にしたのはランド・ノリスだった。アブダビGPで迎えた最終決戦で、わずか2ポイント差という緊迫した状況の中、自身初のワールドタイトルを決めている。シリーズの特徴であるサーキット外のドラマも、今季は大きな見どころとなる。レッドブル・レーシングによるクリスチャン・ホーナーの解任、アルピーヌF1チームでのジャック・ドゥーハンを巡る対応、そしてフェラーリF1で苦戦を強いられたルイス・ハミルトンのシーズンなど、パドック内で起きた数々の出来事が主要テーマになるとみられている。『Drive to Survive』は2018年の配信開始以来、F1人気拡大の原動力のひとつとなってきた。新たな市場への浸透や、若年層を含む多様なファン層の獲得に大きく貢献したシリーズとして評価されている。制作はBox to Box Filmsが担当。レース映像と率直なインタビュー、そして前例のないパドック内部へのアクセスを組み合わせたドキュドラマ形式は、その後、他競技にも広く模倣されるフォーマットとなった。各シーズンはこれまで通り全10話が一挙配信される見込みで、開幕戦前の“まとめ見”を促す構成となる。昨シーズンは総尺7時間を超え、Netflixが1年を通して収録してきた膨大な映像量を示す内容となっていた。この配信戦略は近年、非常に高い効果を上げており、新シーズン開幕を前に、チームやドライバーを巡る期待と議論を一気に高める役割を果たしている。
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