トヨタは、F1ブラジルGP初日のフリー走行で、ヤルノ・トゥルーリが3番手、ティモ・グロックが14番手だった。ヤルノ・トゥルーリフリー走行1回目 11番手 1分13秒600フリー走行2回目 3番手 1分12秒435「風邪を引いてしまい具合が悪かったから、昨日は身体を回復させるために休んでいたんだ。おかげで、今日は体調が良くなっていて、何の問題もなくドライブできた。セットアップ作業とレース用のタイヤ選択などを行い、滑り出しの良い金曜日になったよ。また、クルマのバランスに関する作業を行い、良い結果を出すことができた。まだ...
ティモ・グロック フリー走行1回目 10番手 1分13秒466フリー走行2回目 14番手 1分13秒041「今日は、とても大変な一日だったよ。ジョーダン時代にブラジルGPでレースをしたことがあるから、ここの路面は経験したことがあるんだ。その時のレースはやりにくかったけど、今年の路面はそれほどバンピーじゃなくなったね。クルマの感覚に少し違和感があるから、我々がどのレベルにいるのかを述べるのは難しい。データを分析して、明日に向けた解決策を探さなければならない。良い方向性を見つけられることを願っているよ。もしくは、雨が降ってくれればいいね!天候がどうであれ、中国GPの時のように、ポイントを獲得するのが我々の目標だよ。」ディーター・ガス レース&テスト チーフエンジニア「両方のセッションにおいて、技術的な問題は何も起きなかったので、喜んでもいいだろう。用意してあったプログラムをスムーズに行い、タイヤに関しては今後この週末で何をすればよいか明確に把握することができた。しかし、クルマのバランスに関する作業がまだ残っている。特にティモは、ブレーキングにかなり手こずっていたので、明日彼にもっと良いバランスのクルマを用意するために、今夜中に原因を調べなくてはならない。しかし、全体的に見て、今週末は良いスタートを切ることができた。今シーズン最後のレースで、強いパフォーマンスを発揮できるようにしたい。」新居章年 技術コーディネーション担当ディレクター「変わりやすい風に加え、時折雨粒が落ちてくる、不安定で、気温、路面温度も低いコンディションだったが、十分手ごたえを感じられるブラジルグランプリ初日だった。ティモは満足するセットアップが見出せなかったが、ヤルノの方は順調であり、2台の車の走行データを比較することで、解決策を見出せる。今日のプラクティスでダウンフォースのチェックとタイヤロングランを済ませ、また昨年より1ステップ硬いタイヤについても特性を掴むことが出来、予選、レースに向けて非常にいい準備が出来た。明日の予選では好位置を獲得し、今シーズン最後のレースをいい形で迎えられるようにしたい。」
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