トロ・ロッソは、2016年にフェラーリの2015年型エンジンを使用する契約を結んだことを発表した。レッドブルが所有する両チームは、今シーズン末でルノーとの契約を解消することを要求。2016年のサプライヤーがないままだった。トロ・ロッソは、2007年から2013年までパートナシップを再開する可能性についてフェラーリとの交渉を再開していた。
契約はアブダビGPの週末前に完了しているとみられているが、発表には他のいくつかのことがまとまる必要があった。その最初のハードルは、FIAがフェラーリに2015年仕様のエンジン供給を許可したことでクリアされた。現在の規約では、1つのメーカーがシーズンで異なる2つのパワーユニット仕様を供給することはできないが、特別な免除が与えられた。そして、金曜日にはレッドブルがルノーのパワーユニットを使用することを発表。だが、エンジンには“タグ・ホイヤー”のバッチがつけられる。その発表は、2016年にルノーがロータスF1チームを買収して、ワークスチームとして参戦するという発表に続いて行われた。トロ・ロッソは「スクーデリア・フェラーリとスクーデリア・トロ・ロッソは、ファエンツァを拠点とするチームが2016年F1シーズンに現行のフェラーリのパワーユニットを使うことで合意に達した。トラックテストは2016年2月にシルクイート・デ・カタルーニャで開始される」と声明で発表。トロ・ロッソのチーム代表フランツ・トストは「再びフェラーリと働けるのは素晴らしいことだ。我々は有益なパートナーシップを過ごしてきたし、我々全員がまた一緒に非常に良い仕事をしていくことに長くはかからないと確信している」とコメント。「我々にとって初テストに準備するための時間が非常にタイトであるのは確かだが、我々にはそのための適切なチームがあるし、共に来年コンペティティブなパッケージを達成していけると確認している」
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