トロ・ロッソは、カルロス・サインツJr.を2015年のレースドライバーに起用することを発表した。アブダビテストでレッドブルを走らせたカルロス・サインツJr.は、ジャン・エリック・ベルニュの後任としてF1デビューを果たす。今年フォーミュラ・ルノー3.5のチャンピオンを獲得したカルロス・サインツJr.は、2015年にマックス・フェルスタッペンとのルーキーコンビでトロ・ロッソでF1シーズンに挑む。
「レッドブルの若手ドライバープログラムの一人になって以来、これが僕の狙いだったし、僕を信頼してくれたレッドブルに感謝したい」とカルロス・サインツJr.はコメント。「今年、僕はワールド・シリーズ・バイ・ルノーで非常に成功したシーズンを過ごしたし、今はF1にステップアップを果たすのを楽しみにしている」「今後数カ月間来年の初テストのヘレスでコックピットに座る準備を整えることに懸命に取り組んでいく」トロ・ロッソのチーム代表フランツ・トストは「カルロスが来年の我々のドライバーラインナップにおいてマックスに加わることで、我々はF1の第一歩としてレッドブルのプログラムから若者を提供するという伝統を続けることになる」とコメント。「私はジュニア・カテゴリーを通してカルロスの進歩を見てきた。彼ははしごを上って常に改善していたし、今年のワールドシリーズで相応しい勝利に達した」「しかし、私は彼が2013年にシルバーストンでSTR8で我々とテストした日のことも覚えている。彼はその日、成熟したアプローチとスピードで私をエンジニアを本当に驚かせた」カルロス・サインツJr.は、今年フォーミュラ・ルノー3.5で7勝を挙げ、レッドブル・ジュニアとして初めて同カテゴリーのタイトルを獲得した。