トロ・ロッソは、来週のバルセロナテストで2つのレースシートをかけて、佐藤琢磨を含む3名のドライバー候補を走らせることを明らかにした。2009年のドライバーラインナップの可能性を評価するため、トロ・ロッソは、レッドブルが支援するセバスチャン・ブエミ、2008年のレースドライバーであるセバスチャン・ブルデー、そして元ホンダとスーパーアグリのレーサーである佐藤琢磨の3名に、テストのためのシートを与える。
佐藤琢磨とセバスチャン・ブルデーは、半分ずつクルマをシェアし、セバスチャン・ブエミは3日間すべて1台のクルマを利用する。佐藤琢磨は月曜と火曜に走行し、セバスチャン・ブルデーは火曜の午後と水曜日にテストを担当する。今年のGP2チャンピオンであるジョルジオ・パンターノの走行も議論されたようだが、トロ・ロッソはパンターノを走らせないことを明らかにした。トロ・ロッソは、セバスチャン・ベッテルがレッドブルに昇格するため、まだ来シーズンのドライバーを決定していない。今回の3名に加え、ブルーノ・セナも候補に挙がっているが、ブルーノはバルセロナではホンダのトライアウトに参加することになっている。バルセロナテストは、11月17日(月)〜19日(水)の3日間で行われる。