トロ・ロッソは、2014年にエンジンをルノーに変更するために交渉を行っていることを認めた。ここまで、トロ・ロッソがルノーノにエンジンを変更するとの噂があったが、トロ・ロッソは沈黙を貫いてきた。しかし、トロ・ロッソのチーム代表フランツ・トストは、フェラーリからエンジンを変更する意向であることを認めた。
「レッドブル・レーシングが使用しているのと同じエンジンを得ることが我々の目標だ。レギュレーション面での相乗効果を利用することがその理由だ」とフランツ・トストはエンジン供給元の変更について述べた。「我々はルノーと交渉中だし、様子をみていきたい。ここまで契約にはサインされていない」トロ・ロッソは、親チームであるレッドブルと同じルノーエンジンを搭載することで、独自のものではなくレッドブルのギアボックスを使うことができ、より密接に働くことができるため、競争力を増加させることに役立つ。「同じエンジンでレースをしていれば、レッドブルと同じギアボックスを得られるので、確かにアドバンテージになるだろう。それはレギュレーション面でも可能だ」フランツ・トストは、すでに2014年のマシン設計をスタートするためにデータを得ているが、エンジン供給元をまとめるための最終期限はないと述べた。「来年のドライブトレイン・パッケージは、非常に複雑だ。熱、ERS、ギアボックスによって、エンジン面だけでなく、ターボに関してもずっと難しくなる」「完全なパッケージは1つのユニットでなければならないし、どこがパートナーになるのか出来る限りは早く知っている必要がある」