ミハエル・シューマッハは、現状ニコ・ロズベルグの“レベル”で走れていないと認めるが、状況を変えることができると確信していると語る。3年ぶりにF1に復帰したミハエル・シューマッハだが、今シーズンはチームメイトのロズベルグに予選で10敗しており、チャンピオンシップでも56ポイント差をつけられている。 自分の方がロズベルグより速いと思っていたかと質問されたシューマッハは「すべて分かっている。実際、今のマシンの動き方を考えると僕は彼のレベルで走れていない。少なくとも予選はね」とコメント。
「レースでは同等だと思う。どのようにすれば変えられるか自分では正確にわかっているし、それに取り組んでいる」シューマッハは、マシンのハンドリングがまだ合っていないと説明するが、それを変えようと必死だったと語る。「どんなドライバーでも、それぞれのドライビングスタイルがあるので、マシンのパッケージに満足できるようにチームと一緒に取り組まなければならない。フェラーリではそれを成し遂げた。でも、それは一晩で得られるものではない。今のマシンの特性に合っていないことは明らかだ。それを変えるのは僕たち次第だ。そうすれば状況は違ってくるだろう」F1に復帰した理由を聞かれたシューマッハは「やっていることが楽しいし、目標を達成できると信じているからだ。タイトルを勝ち取るという目標をね」とコメント。「時間がかかるということを受け入れなければならない。もちろん、チームの全員が今シーズンはもっと競争力があると考えていた。残念ながら、そうはならなかったけどね」