元フェラーリ会長のルカ・ディ・モンテゼーモロは、F1のレジェンドであるミハエル・シューマッハの現在の状態を“辛い”と表現した。今からほぼ2年前、ミハエル・シューマッハはスキー事故で頭部を強打。現在はスイスの自宅で療養しているが、46歳のシューマッハの正確な容体はわかっていない。
「ミハエルはフェラーリの基礎になった」とルカ・ディ・モンテゼーモロは RTL に述べた。「私にとって、私の人生にとってもね」「彼は驚異的な人間だ。最も難しい瞬間であっても、彼は完全なチームプレーヤーだった。このような状況で彼に会うのは辛い」「どうしたらいいわからない状況だ。なので、私は人生における多くの素晴らしい瞬間を思い出そうとしている。いつも、特別なドライバーであり、男であり、友人のことを考えている」「彼の家族、コリーナ、そして子供たちの勇気と強さ、彼らがいかにミハエルを助けているかを賞賛していると言わなければならない。心の底から、まもなう良い知らせが聞けることを願っている」ルカ・ディ・モンテゼーモロは、セバスチャン・ベッテルがトロ・ロッソに所属していた際に、ミハエル・シューマッハが、将来ベッテルと働くことを検討するようフェラーリに勧めていたことを明かした。「セバスチャンを我々に最初に勧めたのはミハエルだった」とルカ・ディ・モンテゼーモロは述べた。「油断のない、行儀がよく、信頼でき、速いと彼は言っていた」しかし、最終的にフェラーリが優先したのはフェルナンド・アロンソだった。ルカ・ディ・モンテゼーモロは「我々はもう少し経験のある人を探していた。それで我々は彼を選んだ。忘れないでほしい。彼は我々と非常に成功した4年間を送った」と説明。「だが、我々は常にセバスチャンのことを気にとめていた。レッドブルとの彼の大成功の後は特にね」「もちろん、彼は、新しいサイクル、勝利の時代を開始する正しい瞬間にやってきた。ニコ・ラウダやミハエル・シューマッハのように、彼はフェラーリの歴史の一部となるだろう」「私は心から彼の幸せを願っている」
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