ザウバーのチーム代表ペーター・ザウバーは、ヨーロッパGPでの小林可夢偉の活躍によって、彼と契約するという決断が正しかったことが証明されたと考えている。F1ヨーロッパGPで、小林可夢偉はマーク・ウェバーのクラッシュによるセーフティカー中にピットインせずハードタイヤで53周を走行。新品タイヤに交換して9番手でコースに復帰した可夢偉は、最終ラップでフェルナンド・アロンソとセバスチャン・ブエミをオーバーテイクし、7位でフィニッシュ。6ポイントを獲得した。
2009年のトヨタでの2レースのパフォーマンスを買って可夢偉と契約したペーター・ザウバーは、彼の決定が正しかったことが証明されたと語る。「(彼のドライブを表すには)一言しか思いつかない。見事だった」とペーター・ザウバーは語る。「もちろん、レース終盤の彼の2つのオーバーテイクには身震いしたが、最も感銘を受けたのは可夢偉がハードタイヤでのロングスティントをいかに管理していたかだ。彼はいくつかファステストラップを記録していたが、それでもタイヤを労わることができていた。ドライビンは非常に一貫性があったし、ジェンソン・バトンからのプレッシャーも跳ねのけていた」「ルーキーと契約することは常にリスクが伴うものだ。日曜日に可夢偉は、我々が正しい決定をしたことを証明してくれた」
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