ザウバーのモニーシャ・カルテンボーンCEOは、セルジオ・ペレスがフェラーリのようなチームで結果を出せるようになるには、もっと経験を積む必要があると考えている。セルジオ・ペレスは、F1イタリアGPでフェラーリの2台を抜き去り、ルイス・ハミルトンを猛チャージ。今季3度目の表彰台となる2位フィニッシュをしたことで、フェラーリ移籍報道が再熱した。
モニーシャ・カルテンボーンは、2012年のセルジオ・ペレスの浮き沈みのあるパフォーマンスは単に経験不足なだけだと考えており、ペレスがF1のウィナーになれると確信している。「彼がまだ2シーズン目であることを忘れてはなりません」とモニーシャ・カルテンボーンはコメント。「非常に重要なことは、彼がとても優勝なドライバーであり、始めからそうだったということです。いろいろと批判はありましたが、それが我々が彼を起用した理由です」「彼に競争力のあるツールを与えなければなりません。彼が実力を示すのに必要なのはその部分だけですから」「しばしば、我々がコントロールできない要因でレースが損なわることがありました。彼は学習段階にあります。実際、物事が順調に進めば、彼がそのようなトップレベルのパフォーマンスを届けられることを物語っています」「でも、彼はミスもします。チームもミスをします。全ての取り合わせです。一貫性がある一定したレベルに到達するまではまだ多くの経験が必要です」セルジオ・ペレスは、マレーシア、カナダ、イタリアで表彰台を獲得しているが、13戦中7戦でノーポイントに終わっている。フェラーリのルカ・ディ・モンテゼーモロ会長は、セルジオ・ペレスがフェラーリに加入するにはまだ経験不足だと述べているが、フェラーリは育成プログラムを通じてセルジオ・ペレスへの支援を続けている。ルカ・ディ・モンテゼーモロのスタンスはまだ変わっていないかと質問されたモニーシャ・カルテンボーンは「フェラーリにとって何が適切なのか、そのためにどのような水準が必要なのかは私には判断できません」とコメント。「私に言えるのは、我々は時間が必要だということを過去に見てきており、状況が良くなるか、正しいことができるかを判断する前に、より長い期間で見なければならないということです」「状況を焦ってしまうときもありますし、ミスをすることもあります。それは学習の一部です。なので、我々のドライバーがどうなるか様子を見てみるつもりです」「我々に決定を急ぐ理由はありません。2カ月月前と変わらずにリラックスしています」セルジオ・ペレスは、以前から予定されていたフェラーリの若手ドライバーアカデミーのミーティングに参加するために火曜日にマラネロを訪れている。
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