ザウバーは、F1イタリアGPの決勝レースで、小林可夢偉、セルジオ・ペレスともにギアボックストラブルでリタイアという結果に終わった。小林可夢偉 (リタイア)「今回はもちろん全員にとって期待外れです。どのギアを選んでもパワーが得られませんでした。それまではかなりエキサイティングで難しいレースでした。僕にはスタートのための新品のハードタイヤ(ミディアムコンパウンド)が1セットありましたし、もちろんそれらで長くステイアウトする予定でした。あとでセルジオがそれが可能だったことを証明していました」
「でも、複数のマシンが絡んだターン1での事故のあと、全員が事故に巻き込まれないように止まろうとしていました。僕は前でブレーキを踏んだマシンに接触してしまいました。フロントウイングを失っただけでなく、タイヤにもダメージを負ってしまい、中古のソフトタイヤのセットに交換しなければなりませんでした。それによって僕たちの戦略が台無しになってしまいましたが、それでも今日はポイントを獲れるとかなり自信がありました。本当に残念です」セルジオ・ペレス (リタイア)「グリッドポジションは良くなかったけど、レースではうまくいっていた。でも、そのあと2台ともリタイアとなった。タフだね。15番手からスタートして、僕たちのレース戦略はハードタイヤ(ミディアムコンパウンド)でかなり長いスティントを走って、最後にソフトタイヤで短いスティントを走ることだった。20周目から僕は7番手にいた。前後とはギャップがあったので、すべてが良さそうだったけど、まず最初に3速ギアが使えなくなって、そのあとどのギアにもシフトしなくなった。今日はポイントを獲得できる大きなチャンスを逃してしまった」関連:F1イタリアGP:セバスチャン・ベッテルが今季8勝目
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