佐藤琢磨は、インディカー第4戦 グランプリ・オブ・インディアナポリスの予選を16番手で終えた。佐藤琢磨は、走行初日からマシンのセッティングが思うように決まらず、予選を前にした3度目のプラクティスで、新たなトライを予定していた。ところが、走行を目前にして雨が降り、新しいセッティングにトライするチャンス逃してしまう。
結果、厳しい条件下で予選を迎えねばならず、ハードなアタックを続けたものの、Q1突破が果たせず、予選16番手となった。佐藤琢磨 (16番手)「厳しい一日になりました。今朝のプラクティス3がウエットコンディションになったことで、私たちは昨日のデータ解析後に考え出した、新しいセットアップを試すことができませんでした。そのため、未知の部分を残したまま予選に突入しました。全力で走りましたが、十分なスピードは得られませんでした。昨日までと比べれば、マシンのセットアップは少し向上させることができました。昨日はラップタイム的にもマシンのバランスから言っても、苦しい状況に置かれていましたから。明日のスケジュールではウォームアップセッションがないので、今日の予選でのデータをもう一度じっくりと見直し、レース用のセットアップを決定します。オーバーテイクは十分に可能なコースレイアウトですので、いい走りを実現し、上位で戦うことができるようがんばります」
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