佐藤琢磨は、2012年 インディカー 開幕戦 セントピーターズバーグの予選を15番手で終えた。予選が行われた土曜日、セント・ピーターズバーグは朝から強い日差しが照りつけ、汗ばむほどの陽気となった。開幕戦にエントリーした26台のカラフルなインディカーは、タンパ湾沿いのダウンタウンに造られたストリートサーキットでターボサウンドを轟かせて疾走、決勝レースのスターティンググリッド獲得合戦を繰り広げた。
インディカーへの参戦が今年で3年目となる佐藤琢磨は、2008年以来のフルシーズン・エントリーを行うレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングのHondaダラーラで、1分02秒6015の自己ベストをマーク。予選結果は15番手だった。昨シーズン中にポールポジションを2度獲得した佐藤琢磨は、ここセント・ピーターズバーグで5位フィニッシュを経験しており、今年もアグレッシブな戦いぶりと、上位でのフィニッシュが期待される。佐藤琢磨 (15番手)「プラクティスを3回走り、予選に向けてもマシンのセットアップを向上させることができました。今朝のプラクティスで、マシンのハンドリングをよくするセットアップを発見しました。しかし、予選でセカンドステージへと駒を進めることはできませんでした。それはとても悔しいと感じています。新型エンジンで戦うのは初めてなので、明日の決勝レースはとてもおもしろいものになるでしょう。我々としては、これまでの走行で集めたデータをすべて結集させて、レース用セッティングで走らせるマシンがどのようなものになるのかを検討し、それを朝のウオームアップセッションで確認したいと思います」
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