佐藤琢磨は、インディカー第11戦ミッドオハイオの決勝レースでインディカーでの過去最上位フィニッシュとなる4位入賞を果たした。9番グリッドからスタートした佐藤琢磨は、知的で我慢強いレース運びを見せ、最後のリスタートで傑出した手腕を発揮すると4位入賞を果たした。佐藤琢磨は今季すでに5位フィニッシュを2度果たしているが、今回の4位入賞でキャリアベストの成績を更新したことになる。
佐藤琢磨「今日の成績にはとても満足しています。タフな週末でしたが、自分たちの状況を考えれば、実現しうる最高の成績を残したと思います。今朝のウォームアップも決して簡単な状況ではありませんでしたが、レースではそこから立ち直ることができました。エンジニアリングスタッフはしっかりとした仕事をこなし、ピットストップではクルーが最高のパフォーマンスを示してくれました。レースを通じて我慢の走りを強いられ、勝負に出るときまであらゆるリソースをセーブしなければいけませんでした。最後のリスタートではいくつか順位を上げることができましたが、これはエキサイティングで、今日のレースのキーとなりました。最後はトップ3に戦いを挑んで4位を手に入れましたが、できれば今後もこの勢いを保っていきたいと思います」