佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は、雨の影響で1日開催に変更された2026年インディ500予選を13番手で終えた。ファスト12進出を目前で逃した佐藤琢磨は、予選後に「もうショックすぎて言葉が出ない」と率直な心境を明かした。当初は2日間開催が予定されていた予選だったが、天候の影響でスケジュールは大幅に変更。佐藤琢磨は26番手出走という難しい条件の中でアタックに臨み、一時は11番手につけていたものの、終盤に他車のタイム更新によって順位を落とし、最終的に13番手で終えることになった。
「昨日走れていればコンディションは良かった」「インディ500の予選が終わりました。残念ながらトップ12に入ることができず、13番手で今日の予選を終えることになってしまいました。もうショックすぎて言葉が出ないくらいなんですけども」佐藤琢磨は、通常とは異なる予選フォーマットになったことで状況が大きく変わったと説明した。「もともと土曜日と日曜日と2日間で開催される予定だった予選が、昨日の土曜日は雨の関係で走れなかったので、1日のすごいコンパクトな凝縮したスケジュールになったんです」「本来はまず15番手以内に入って、そこから10位から15位で敗者復活をやってトップ12に入る方式だったんですけど、雨の影響でそれが全部流れてしまった」「ポールを取ったパロウに最後弾かれた」佐藤琢磨は、出走順と路面コンディションの変化も結果に影響したと振り返った。「自分は今日26番手出走で、昨日の夕方走れていればコンディションは良かったと思うんですけど、今日は仕方ないですね」「お昼の12時からスタートだったので、自分が走る時は午後2時くらいになっていて、劇的に暑くなっていた。その時点では11番手のタイムだったんですけども、後ろから今日ポールを取ったアレックス・パロウ選手が引き返ったこともあり、ギリギリになって最後弾かれて13位で終わってしまった」未知のパーツ投入を悔やむさらに佐藤琢磨は、チームとして導入した新パーツが裏目に出た可能性についても言及した。「今日は非常に気温が高くなって、今までのプラクティスの中でも一番暑い日になりました。それから風もすごく強かったので、車を安定させるセッティングにしなきゃいけなかった」「どこのチームもそうやって試行錯誤するんですけども、それにちょっと反応しすぎてしまったというか、チームももっとやらなきゃというところで、自分たちがデータのないパーツを使ったんですけども、それが結果的にはものすごい失敗だったのかなと思います」「4台とも同じようにして4台とも沈んでしまったので、自分たちが知らないものと言ったらもうそれ一つしかない」「まだレースセットアップは仕上げられる」一方で、佐藤琢磨は決勝に向けて前向きな姿勢も崩さなかった。「本当にたらればになってしまうんですけど、自分たちが知っているパッケージで走っていれば、おそらく順当に上がれていったと思うから、なおさら悔しいです」「ただ、チーム一丸となってトップを目指してやろうとしていた志は変わらないですし、確かに予選はすごく残念な形で久しぶりにトップ12に入れないインディ500になってしまっているんですけど、まだまだレースのセッティングは明日の月曜日、それとカーブデーで仕上げることができる」「なんとか挽回できるように残り2日間のプラクティスを走って、決勝に向けて準備を進めたいと思います。残念な予選でしたけども、たくさんの応援ありがとうございました」