2020年のF1世界選手権 第10戦 F1ロシアGPの予選が9月26日(土)にソチ・オーロドロームで行われた。ポールポジションを獲得したのはメルセデスのルイス・ハミルトン。5戦連続、今季8回目、通算96回目となるポールポジション獲得となった。2番手には0.563秒でレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンがメルセデス勢に割って入り、7戦続いていたメルセデスのフロントロー独占にストップをかけた。
予選Q2ではセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)がクラッシュして残り2分で赤旗中断となるアクシデント。1回目のアタックでトラックリミット超過によってノータイムとなっていたルイス・ハミルトンがギリギリのタイミングでコントロールラインを通過してアタックを開始するという痺れる場面もあった。それが理由でハミルトンはソフトでのスタートを余儀なくされている。1番手:ルイス・ハミルトン(メルセデス)「最悪の予選セッションのひとつだった。酷い予選だったよ! ハラハラものだった・・・タイムが抹消されて、そのあと赤旗が出た。ポールポジションは嬉しいけど、ここは今年のドラッギーなマシンではポールには最悪の場所かもしれない」2番手:マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)「昨日は適切なバランスを見つけるのに少し苦労していたけど、予選を通してそれを見つけていった。Q3で2番手なんて予想してなかったし、もちろん、僕たちにとって素晴らしい結果だ。明日良いスタートを切ることができれば、何が起こるかわからない」3番手:バルテリ・ボッタス(メルセデス)「3番手スタートはかなり良い位置だ。ここで3番手からスタートしたときのことを覚えているし、そこで何が起こったかも知っている」
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