ロシアのソチに建設されているサーキットの代表は、将来的にMotoGPの開催も視野に入れていることを明らかにした。2014年のF1ロシアGP開催に向け、ソチではサーキット建設が着々と進められている。だが、サーキットを運営する“フォーミュラ・ソチ”の代表アレキサンダー・ボグダノフは、自動車レースだけで満足するつもりはないと述べた。
サーキット工事の進捗についてアレキサンダー・ボグダノフは「レーストラックの建設は高速ギアで進められている」と述べた。「全長5854mのサーキットは、F1世界選手権で最長のトラックのひとつだ」「オートドロームは、FIA GTワールドシリーズ、FIA WEC、WTCC、F3、ロシア国際選手権といった異なるレースシリーズも開催する」「我々は、MotoGP、スーパーバイクといった最高レベルのオートバイレース開催の可能性も見越して作業している」F1とMotoGPに求められるサーキットの必要条件は異なるが、サーキットデザイナーのヘルマン・ティルケは、両方のカテゴリーの開催に関して問題はないと考えている。「サーキットがF1のための全ての必要条件を満たしていることは疑いのないことであり、おそらくMotoGPも問題はないだろう」とヘルマン・ティルケは述べた。ロシア政府は、ソチのサーキット建設を完全に支援しており、トラックに2億ドルを投入している。
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