バレンティーノ・ロッシは16日、オフィシャルテストが行われたブルノ・サーキットで、ヤマハを離脱し、来年からのドゥカティ入りについて説明した。「基本的に、僕のヤマハにおける仕事は終了したと思う。状況は2004年から大きく変わり、今M1はMotoGPのベストマシンだ」と、移籍決定後、初めてその理由を説明。「ヤマハは、ファンタスティックなヤングライダーを起用するから、チームにとって、僕はもう必要ないようだ」
ヤマハは、バレンティーノ・ロッシの後任にサテライトチームのモンスター・ヤマハ・テック3に所属するベン・スピースを抜擢する方向で進めている。「ドゥカティと2年間の契約を結んだ。非常に興味深く、この新しい挑戦に向けて、モチベーションがある。非常に楽しみだ。イタリア人ライダーがイタリアのバイクに乗ることは、僕の国の全てのファンにとって、夢なのは確かなことだ」ドゥカティでの初テストに関しては、ヤマハとの良好な関係から、最終戦後のテスト参加を許可してくれることを期待。「もし、ヤマハがバレンシアでドゥカティに乗ることを認めてくれなければ、ヤマハと僕の関係が理解できないと言えるだろう。過去、ホンダは(ヤマハのバイクを)テストを許してくれなかったけど、彼らとの関係とは、今とは違う。もし、テストを許してくれなければ、非常に悲しいことだ」
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