最近、自身のYoutubeチャンネルでご意見番と化している元F1ワールドチャンピオンのニコ・ロズベルグが、F1ベルギーGPでのマックス・フェルスタッペンの走りを“アグレッシブ過ぎ”だと批判した。5番グリッドのマックス・フェルスタッペンはスタートで出遅れ、キミ・ライコネンとセルジオ・ペレスにやや遅れて1コーナーへの入り、インサイドでブレーキを遅らせて、ターンインしていたキミ・ライコネンの右リアタイヤに接触。
その後、フェルスタッペンはサスペンションの破損によりオー・ルージュでクラッシュしてリタイアしている。「彼はまた昔の“自分”になっているようだったね。アグレッシブ過ぎた」とニコ・ロズベルグはコメント。「彼が壊れたクルマでレースを続けた理由も理解できない。当然、ウオールに激突だ。彼はかなり度胸が座っているが、そうするのが論理的だったとは思わない」また、ニコ・ロズベルグは、バルテリ・ボッタスのパフォーマンスも批判した。「バルテリはまた同じストーリーだった。予選では速いが、日曜日になると苦戦している。その一方で、彼はやるべきことをやったし、ルイス(ハミルトン)に協力していた。チャンピオンシップのためには残念なことかもしれないが、良いことだ」ニコ・ロズベルグが唯一評価したのはマクラーレンのランド・ノリスだった。「彼はまた壮大なレースをした。本当に上昇している才能だと思う。キャリアのベストレースだったし、5番手を走行していたが、動かなくなった。それがレースというだけどね。レースの神は定期的にホイールにスポークを置く」関連:【動画】 マックス・フェルスタッペン、クラッシュで0周リタイア