ニコ・ロズベルグは、2016年のタイトル最終決戦を前にルイス・ハミルトンと握手を意図的に拒否したわけではないと述べた。FIA記者会見の前に司会のジェームズ・アレンは、二人にカメラのために立ち上がって握手をするよう頼んだが、彼らは立ちはしたものの、握手はしなかった。
だが、ニコ・ロズベルグは「僕たちは写真を撮るために立つように言われただけだ。ルイスと握手をすることには何の問題もない」と Bild に述べた。実際、二人はお互いにリスペストしていると主張している。ルイス・ハミルトンは「もちろん、特に去年は僕たちにはアップダウンがあったけど、かなりうまく管理できたと思う」とコメント。ニコ・ロズベルグも「ちょっと難しい時期もあったけど、良い時期もあったし、今年は前進したと思う。全体的に中立だ。もちろん、難しい環境ではあるけどね」と語っている。初のワールドチャンピオン獲得がかかっているニコ・ロズベルグは、タイトルを獲得するために“許容範囲内”であればどんなことでもするとしている。関連:ニコ・ロズベルグ vs ルイス・ハミルトン、2016 F1タイトル獲得の条件