現在、チャンピオンシップ首位に立っているニコ・ロズベルグが、2017年の“シリーシーズン”の鍵になるかもしれない。ニコ・ロズベルグは、今シーズン末でメルセデスとの契約が切れるとされているが、F1スペインGPを訪れたダイムラーのディーター・ツェッチェ会長は、実際にはニコ・ロズベルグが来年もメルセデスと“契約下にある”と述べていた。
だが、メルセデスのモータースポーツ責任者を務めるトト・ヴォルフは、フェルナンド・アロンソが将来のターゲットかもしれないと述べており、それは事実ではないかもしれない。「フェルナンドは史上最高のドライバーのひとりであり、私は彼の性格が好きだ。だが、我々の現在のプライオリティはニコだ」とトト・ヴォルフは El Mundo にコメント。「彼(ロズベルグ)が更新を望まなければ、我々はフェルナンドのような他のオプションを検討するだろう」そして、イタリアの Corriere della Sera は、フェラーリとニコ・ロズベルグとの間で交渉が始まったと報じた。同紙は、ニコ・ロズベルグへのフェラーリの関心が、他のトップチームのドライバーラインナップに影響を与えるかもしれないと報道。フェラーリの関係者は「36歳のキミ・ライコネンはチームの大部分に好かれているが、あまりに一貫性に欠けていると考えている」という。「それに対し、絶頂期にあるロズベルグは常に速く、ハミルトンとの難しい経験によって強くなっている」「メルセデスは、特に2016年にロズベルグがタイトルを獲得した場合、彼の離脱によって弱められるだろう」
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